2015年4月14日火曜日

【歴史散策】第16回 青春切符で行く「岡山倉敷美観地区」 

【歴史散策】第16回 青春切符で行く
                          「岡山倉敷美観地区」 (2015.03.25)




平成27325日(水)
倉敷美観地区に行ってきました。

会員20名ゲスト2名の計22名の
参加でした。
JR芦屋発8時11分新快速に乗車!
姫路・相生・岡山と乗り換えて、
1058分やっと倉敷に到着!
2時間47分の鈍行旅でした。

早速、倉敷美観地区へ急行、
予約の料理旅館「食事処鶴形」に
落ち着き、月替わりランチで昼食。

美しい順和風の女将のおもてなしか
料理も一段と美味しく感じたのは
筆者だけかな?

なかなか落ち着きのある食事処で
気に入ったぜ!

暫し食休みの後、
近くの観光案内所に集合し、
2班に分かれ、
現地観光ガイドさんの案内で
日本初の美観地区指定を受けた
倉敷の街を散策。
倉敷は古くは、高梁川を利用した
物資の集積地として発展し、
江戸時代には幕府の直轄領として
栄えてきた商業地域である。

代官所も置かれ、
近隣と違った気品を漂わせている
街並みはこの地が
「天領」であるという気位からか。
倉敷川に沿った、白壁となまこ壁は
なんとも風情がある。

 明治以降は商業の街として発展し、
なかでも倉敷御三家といわれる
大橋・大原・小山家はその隆盛著しく、
現在の倉敷を今の姿に
したといっても過言ではない。


 その住宅に往時を偲ぶことができる。
特に大原家(倉敷紡績創業)の
貢献大いなるものがある。


 「食事処鶴形」は
小山家住宅を料理旅館に改築し
使用しながら現在に伝えている。
この地区を伝統的
建造物群保管地区というそうです。
 見どころは、
何と言っても大原美術館であろう。
倉敷紡績創業家二代目の
大原孫三郎が昭和5年に日本初の
私立西洋美術館を創立、
ギリシャ神殿を模した本館が特徴的!

 正面玄関両脇に
ロダンの彫刻を配し、館内には
エル・グレコ「受胎告知」始め
ゴーギャン等数々の
西洋絵画を展示している。
叉、別館数箇所に
日本美術・書画・骨董・中国や
オリエントの考古物等を展示している。
全て見るのに時間が足りない。

叉、大原コレクションの収集に
一役買った、
孫三郎の親友、児島虎二郎画伯の
記念館が
旧倉敷紡績のレンガ工場跡地に
建てられており、画伯の絵画を
展示している。
(倉敷アイビースクエア内)

 前述の御三家住宅のほか、
地区内最古の井上住宅、
大原家別邸「有隣荘」は見ておきたい。
観光案内所は明治時代の洋館風建築で
旧倉敷役場である。

 ゆったり流れる倉敷川、
堤の柳が新芽をだし、
桜が一輪咲き始め
柔らかな日差しの中
楽しい時を過ごせました。

これで4400円は値打ちがある~~~~~~。  

0 件のコメント:

コメントを投稿