2015年8月14日金曜日

【美術鑑賞】第37回美術鑑賞同好会

奈良 特別展「白鳳」と幻想の「なら燈花会」を訪ねて

紺碧の青空、原爆が落ち70年目又、
夏の甲子園野球が始まり100年目、
いずれも平和を願う記念すべき日に
白鳳時代の仏像を鑑賞し、
夜の奈良の名勝を彩る
「なら燈花会」を見学しようと
美術鑑賞同好会の15名が
集まりました。

集合は、灼熱の午後2時、
阪神芦屋駅で。
冷房の利いた待合室も
全員の熱気でムンムン、
涼しい電車に飛び乗りました。
奈良に行くまでにかなりの雨が降り、
大丈夫かなとの懸念もなんのその
奈良につく頃には、又晴れ上がりました。

白鳳展は、
さすがに素晴らしくほとんどの作品が、
重文又は国宝で数々の仏像は、
私達を満足させてくれました。

白鳳美術の魅力は
金銅仏に代表される白鳳仏にあると
言って良いでしょう。
白鳳仏は若々しい感覚にあふれ、
中には童子のような可憐な仏像も
見ることができます。

左図の国宝聖観音菩薩立像は、
薬師寺東院堂(とういんどう)の本尊。
青年を思わせるみずみずしい体型が魅力的。
作風は8世紀初頭の唐代造像と
共通するところがあり、
遣唐使が持ち帰った
新しい図像に基づく造像かと思われる。
白鳳様式の掉尾(とうび)を飾る名作。

白鳳展鑑賞の後は、
食事場所「やまと旬菜」に移動。
鹿も暑さにうだり木陰に集います。
その鹿と友達のショットです。
少し離れてMさんもポーズ。

歩くこと10分
レストランに駆け込みました。
冷房の利いた部屋で全員乾杯。
暑さのせいか、
皆がビールのグラスを持ち
“乾杯”の声に
宴も盛り上がります。

貸切の部屋で皆の声は、
更に大きく無制限の様そうです。









5時30分~7時過ぎまで
思いっきりはしゃぎ、
最後のデザートが終わり、
外に出ますと外は暗く、
燈花会の始まりです。

近くの興福寺も
ライトアップされ
国宝の五重塔が
夜空にくっきりと
浮かび上がります。
全員でワンショット。

フラッシュに戸惑う面々です。
猿沢の池の周りの
華麗なるロウソク燈を
眺めました。

奈良公園を散策し、
浮御堂に到着です。
幻想的に彩るイベントを
眺めながら
浮御堂の池の周りを一周、

さらに浅茅が原会場、
奈良国立博物館会場など
約1時間半「燈花会」を
楽しみました。

暑い一日でしたが、
熱中症もなんのその
全員元気に帰宅しました。
皆さんにいい事ありますように。


野村 克彦







0 件のコメント:

コメントを投稿